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8/9~9/3
亘理町にお住いのM様。
雨樋が歪んでいたのが気になっていたようです。
築年数は28年経過していて、10年くらい前に外壁、屋根の塗装を行っていました。
診断を行い、外壁に関しては色褪せは多少あるものの緊急性を要する状態ではなかったものの、屋根は色褪せがだいぶ進行していたという部分と、棟といわれる屋根の板金部分の劣化がみられ、台風などで飛ばされるのではないか?
との懸念がありました。
話を聞くと、2年ほど前の台風で一部の棟が飛ばされてしまったとのこと。
数年前から劣化が進行していたようです。
雨樋は雪の重みで変形していました。
こちらは塗装では直せないので交換が必要となります。
雪害などで雨樋が傷んだ場合、火災保険が適用になる場合があるので保険屋さんに相談してみてくださいね。
*火災保険の申請は契約者が行います!代行手数料をとる業者もありますが、難しい部分はないので手間もかかりません。
以上の点から今回は屋根の塗装+棟、雨押えの板金改修と雨樋全交換の工事を行うことになりました。
足場架設後、高圧洗浄を行います。
一昔前は屋根塗装だけなら足場はいらない、といわれた時代もありましたが労働基準法以前に、細やかで丁寧な作業ができるかどうかという観点から、足場は必須であるといえます。
1階の足場が建っている部分は交互に柱を持ち上げ洗浄します。
洗浄後、屋根と屋根の重なり部分にタスペーサーを差し込みます。
タスペーサーという部材は、屋根の重なり部分の隙間をつくる部材で、ここに隙間がないと雨水が屋根裏に滞留して屋根の下地を傷ませたりし、漏水などの原因になりますのでスレート屋根塗装の際はとても大切な工程になります。
もちろん、もともと隙間が十分空いていればタスペーサーをいれる必要はありませんので建物の状況をしっかり見極めて施工することが大切です。
棟の板金を交換します。
スレート屋根の板金の下地は木の場合が大半で経年によりきがやせ細ったり、腐ったりして釘の効きが悪くなり板金が風で飛ばされてしまいます。
釘が飛び出ている、釘をたたいても効かないという部分で予兆があるので定期的に確認することをお勧めします。
屋根塗装の1回目を行っています。
1回目の下塗りで屋根材に塗料を浸透させます。
塗料が屋根材に浸透することで楔(くさび)となり屋根材を強化させることができます。
スレート屋根は紫外線の影響などにより、ひび割れを起こします。塗り替えをすることで紫外線から屋根材を守ります。
屋根塗装の下塗り2回目。
2回目の下塗りは膜厚を付けるタイプのものを使用します。
塗膜を付けることで上塗り塗料の仕上がりを良くします。
屋根塗装の中塗りです。
下地が完璧に整うと、この中塗りの時点で仕上がったと思うほどの見栄えになります。
屋根塗装の上塗りです。
抜群の光沢感です(^^♪
めちゃくちゃ雨をはじきます!
雨樋も新しいものに交換したので、安心ですね(^^♪
屋根塗装、雨どい交換が終わり残すは足場解体のみとなりました。
雨の影響もあり工期は少し長くなっていますが抜群の仕上がりとなっていますので期待してください!
それではまた!!
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