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6/25~7/6 足場架設 高圧洗浄 外壁ひび割れ補修 屋根下塗り シーリング 各所塗装
仙台市泉区にお住まいのT様。
ご夫婦の仲が良いのが印象的なご家族です。
今回は2回目のリフォーム工事となりました。
リフォームをご検討されたきっかけは、先日の大雨の際に、増築部分から雨漏りしてしまったことです。
現地調査で原因を特定し、しっかりと直していきます。
工事は足場の架設から始まりました。
およそ一日で完成です。
安全で施工しやすい足場が、工事の品質を良くするのに欠かせません。
2日目は高圧洗浄です。
屋根や外壁を高圧洗浄機で洗っていきます。
地震や経年でサッシ周りの密閉が甘くなっている場合があるので注意しながら外壁を洗浄します。
3日目からは天気との戦いです!!
天気予報とにらめっこしながら作業の段取りを組んでいきます。
幸い数日晴れ間があったので屋根の塗装などを進めることができました。
屋根の下塗りです。
黒の錆止めを塗っています。
屋根の重なり目(ハゼ)を先にハケで塗ってからローラーで全体を塗ります。
ハゼの部分は雨水がたまりやすく、錆の発生や塗装の剥がれが起きやすいのでしっかりと下塗り(錆止め)を塗るのが長持ちする塗装の秘訣です。
外壁のひび割れや塗膜の剥がれがありました。(洗浄前の写真)
このまま塗装しても跡が目立ちますので、補修していきます。
ポリマーセメントでひび割れ部分を平らにしました。
乾燥後、既存の外壁と同じ模様をつけます。
下地補修を乾かす間に、木部の塗装を行いました。
下塗り、中塗りまで完了です。
もう一度塗るのですが、いい感じに仕上がりそうですね。(^^♪
軒天の塗装です。
今回はカーポートの屋根を外さなかったので一部で足場が狭い箇所がありました。体勢を変えながらうまく塗装しています。
軒天の上塗りです。防カビ性能の高い塗料を塗っています。
塗料の持ちは対候性といって紫外線への強さで決まりますが軒天部分は紫外線をほとんどあびません。
代わりに屋根裏の湿気があるのでとてもカビやすい部分です。
ですので軒天の塗料は対候性の高い塗料より防カビ性の高い塗料が適しているということになります。
建物の部位に合わせて塗料を選択することが余計な費用を抑え、長期的に安心して暮らせる塗り替え工事になります。
モルタル外壁なのでもともとサッシ周りにシーリングはされていないのですが、ひび割れが発生しているのでこちらはシーリングしていきます。
シーリング材がはみ出さないようにマスキングをしてからプライマーを塗ります。
シーリング材を充填していきます。
意外とモルタル壁の場合、このシーリングを行わない業者も多いです。
ただ塗るだけではせっかくきれいになった外壁から雨漏りしてしまう可能性があるのでそうならないように下地の部分を丁寧に作業することが、とても大切です。
今週はすっきりしない天気が続く予報ですがわれわれの情熱で晴れるように念じています!!
7/7~7/10 外壁下塗り 屋根中塗り
晴れ間で元気に塗装中です!!
仙台市泉区鶴が丘のT様邸では増築部分の屋根葺き替え、母屋の破風、雨樋交換と同時に屋根外壁塗装作業を行っています。
今回の外壁の塗装はマスチックという模様をつける下塗りをしています。
マスチックってなに?
と思われると思います。
マスチックとは、塗装の工法で、厚付けの塗装で、さざ波模様のことを言います。
吹付に比べ塗料の飛散が少ないので新築、改修と非常に人気の工法で、ひび割れした外壁を補修した際に直した跡が目立たないようにするのにも優れています。
ひび割れの跡が気になる方はお勧めです(^^♪
ヘチマのようなローラーを使い厚く塗っていきます。
最初に材料を外壁に配り、均一にローラーでならしていきます。
厚付けなので乾くまでしばらく違う作業を行います。
屋根の中塗りを行いました。
今回使用しているのは日本ペイントのファインルーフSiというシリコン塗料です。
シリコン塗料といえば今では一般的な塗料と知られていますが、かつては高級塗料でした。
各メーカーでシリコン塗料を現在販売していますが、その品質はまちまちです。
なぜかというと、塗料の中にシリコン樹脂が少しでも入っていれば「シリコン塗料」といえるからなんです。
もちろん、そういう塗料は若干安いのですが、果たして同等の塗料といっていいのか・・・
私たちプロの塗装職人は使用して、しっかりと本物の塗料をお客様にご提案しなければなりません。
価格だけでなく、しっかりとその性能を見極める技術と経験をこれからも積み重ねてまいります。
下塗りから中塗りに移行し、仕上がりが少しづつ見えてきました。
完成が待ち遠しいですね(^^♪
7/11~7/17 外壁中塗り・上塗り
先日の外壁の下塗りに引き続き外壁の中塗り、上塗りを行いました。
下塗りは半透明の白ですが、塗膜が厚いので白で仕上がったかのような状態です。
塗装は塗ればOKというものではなく、1工程1工程仕上げるつもりで塗ることで1回塗りの効果が得られます。
上塗りで隠れるから下塗りは適当に・・・
なんてやってしまうとその時はきれいでも数年後に大変なことになってしまいます。
長持ちする塗装工事にするためには要チェックなポイントですね。
外壁の上塗りです。
今回はつや消しの塗装を行っています。
以前は塗装の艶がある方が仕上がりがいい、といわれることが多かったですが最近は艶をおさえた仕上げが好まれるケースが増えました。
塗料によっては艶ありしかないものもありますが、つや消しをご希望の方はご相談いただければと思います。
外壁の上塗りも完了し、雨樋工事や屋根葺き替え工事も順次進めていきます。
完成まであと少しですね。
7/18~8/3 屋根上塗り 雨樋交換 破風カバー工法 屋根葺き替え
あいにくの天気が続き工事が若干遅れていましたが、母屋の工事がバルコニーを残して完了しましたのでご報告します。
まず、屋根の上塗りです。
3回塗りでしっかりと厚みがついて、光沢がでました(^^♪
続いて漏水していた増築部分のつなぎと、増築屋根の葺き替え作業です。
板金を撤去すると下地の木に雨染みがあり、金属屋根も錆びて朽ちている部分がありました。
増築部分の屋根。
雪止めの下に穴が・・・
漏水が一番多くみられたのは増築部分のつなぎ目ですが、雪止めの下の穴からも水が入っています。塗装では直らないのでガルバリウム屋根葺き替えを行います。
屋根材を撤去します。幸い下地の木の傷みは少なく、うまく利用できそうです。
コンパネを全面に敷いて補強し、防水シートを貼ります。
万が一屋根に穴が開いてもすぐには雨漏りしないような構造になっています。
表面の足跡を拭いて屋根葺き替え完了です(^^♪
増築部分の取り合いもうまく収めました。
今回は見た目以上に難易度の高い工事でしたがベテランの板金職人の経験と技術が光りますね。
火曜日からはバルコニー工事を予定しています。
T様邸の外装フルリフォーム工事もいよいよ完成間近です。
8/4~8/11 新規バルコニー工事 足場解体
6月下旬より行っていた仙台市泉区鶴が丘のT様邸の外装リフォーム工事。
梅雨時期と重なり工期が長くなってしまいましたが、無事お引き渡しすることができました。
もともとの木製バルコニー。
暖かみのある雰囲気でとても素敵ですが強風により一部破損し、強度的に不安が残りますのでアルミ製のバルコニーに交換するご提案をさせていただきました。
物置はタイヤがぴったり収まるものに交換しました。
大変仲の良いご夫婦、ご家族の思い出の詰まった大切なお住まいをリニューアルさせていただきました。
これからもこのお住まいで思い出を作り続けていってもらえればと思います。
T様、これからも末永いお付き合い、どうぞよろしくお願いいたします。
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