Report
4/12~4/24 シロアリ工事 シーリング打設 外壁下塗り・中塗り・上塗り 屋根下塗り・下塗り2回目・中塗り 軒天中塗り・上塗り 破風下塗り・中塗り・上塗り
亘理町のF様邸の作業の報告をします。前回の投稿より期間が空いてしまったのでだいぶ工事が進行していました。
まずはシロアリ駆除工事からご報告します。
今回は和室の木がスカスカになっていることから、シロアリではないか?ということで床下の調査をさせていただきました。
写真は玄関です。
床下に潜って調査すると・・・
やはり、シロアリがいました。
一部の木が食べられてしまっていたので、駆除と予防の薬剤を散布しました。
シロアリに食べられていた木は薬剤を直接注入します。
この薬剤でシロアリを完全にやっつけます。
床下のすみずみまでたっぷり薬剤を散布しました。
薬剤の効果は5年くらいで、あとは徐々に弱くなり10年後にはほとんど効き目がなくなるので、定期的な薬剤散布を行うことがお住まいを守るうえで、大切なことです。
玄関の床下もシロアリの侵入経路でよくありますのでしっかりと薬剤を注入しました。
シロアリは普段目につかないので危険がわかりづらく、気づいたら大変なことになっている場合があります。
点検は無料で行っておりますので新築以来一度も薬剤を散布されていない方はお気軽にご相談ください(^^)
塗装工事はシーリングの打設からです。
外壁のつなぎ目のシーリングを取り除いてから、はみ出さないようにマスキングテープを貼ってから、プライマーを塗ります。
シーリング単体だとくっつく力が弱いので、密着力を高めるプライマーが必須なのです。
こういったぱっと見仕上がりに影響の出ない作業も、何年後には必ず耐久性に差が出てきます。
仕上げはもちろん大切ですが、それ以上に下地の処理が大切なのです。
シーリング作業です。
ヘラで平らになでていきます。
皆さん、塗料に関してはシリコンやフッ素などよく耳にしていて、どれくらい耐久性があるか結構わかっている方も多いのではないでしょうか?
ですが、意外とシーリングの種類や耐久性はあまり耳にする機会が少ないのではないかと思います。
塗装ができるシーリングは大きくわけてウレタン、変成シリコンなどがあります。
シーリングは種類で耐久性が決まるわけでなく、ウレタンの中でも耐久性がすごく高いもの、そうでもないものがあるので選ぶのがより難しくなります。
せっかく仕上げの塗料で長持ちするものを選ぶのですから、シーリングにも長持ちするものを選ぶといいですね(^^)
今回使用しているシーリングはウレタン系のオートンイクシードというシーリング材です。
これの耐久性はすごい!
メーカーでも自信をもって15年といっています。
この上に塗装をしてシーリング材を保護したらどれだけ長持ちするのか・・・
もちろん、環境によって耐久性は変わりますが、期待は高まりますね(^^)
続いては軒天の塗装です。
軒天とは、外部の天井のことです。
職人をやっていると建築用語を当たり前のようにつかってしまうのですが、建築のお仕事をされていない方だと聞きなれないかもしれません。
お客様とお話しされても、「あそこ!あそこ!」となって話がかみ合わないことも・・・^^;
わかりやすい用語でお話しするように心がけております。
2回塗りで仕上げました。
軒天の塗装は防カビ性能の高いものを使用しています。
続いて外壁の塗装です。
シーラーという透明の塗料を下塗りしました。
前回塗装した塗料がフッ素ということでしたので、これから塗る塗料との密着力はどうか?
という懸念もありましたが、チョーキング現象があったことでフッ素の塗膜の効果はほぼないというところと、フッ素塗装の塗り替えにも強い下塗り材を使用していますのでばっちり密着しております。
実施に塗ると透明ですが色が変わっております。
続いて中塗りです。
明るく見えますが、乾くともともとの色に近づきます。
あれ、頼んだ色と違くない?
と思われがちですが塗料は乾くと色が落ち着く(暗く、濃く)のでご安心ください(^^)
続いて外壁の上塗りです。
こちらも乾くと色が変わるので、塗っていない部分がわかります。
塗り残しがないように丁寧に作業していきます。
今回使用している塗料はスーパーセランフレックスという無機塗料です。
無機塗料でありながら柔軟性があるので、シーリングの上の塗膜が割れず、きれいな状態が長持ちします。
今、一押しの外壁塗料です(^^)
外壁塗装は仕上げの段階に突入です。
外壁を縦ラインでポイント塗装します。
かなりおしゃれな仕上がりになっています。お披露目、こうご期待です。
続いて破風の塗装です。
塗装前にサンドペーパーで足付け作業です。つるつるの素材に対しては塗料の密着を高めるため、必須の作業となっています。
破風の下塗り作業です。
錆止め塗料を塗っています。
錆止め塗料も上塗りの色に合わせて、白や黒などを使い分けます。
破風の中塗りです。
破風の上塗り作業です。雨樋を取り付ける前に仕上げます。
続いて屋根の塗装です。
屋根の下塗り1回目です。
今回、遮熱塗装を行っております。
屋根の下塗り2回目です。
遮熱用の下塗り材は白色なのですが、丁寧に塗っているのでまるで白色で仕上げたかのようになりました(^^)
屋根は中塗り塗装まで行いましたが、写真は後日アップします。
遮熱塗料でクールな仕上がりが期待できます(^^)
間もなく完成になりますが、気を引き締めて最後まで丁寧に作業したいと思います。
それではまた!!
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