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10/4~10/16 岩沼市下野郷 O様 外壁塗装・雨樋交換工事
前回外壁のシーリング工事完了からの続きになります。
軒天と言って、建物の天井部分の塗装を行っています。
軒天は屋根裏の湿気などの影響でカビやすい部分になりますので防カビ性能の高い塗料を塗る必要があります。
乾くと艶が消えて、自然な仕上がりになります。
外壁は浴室の部分でつたい水が凍害を起こし、傷んでいました。
こちらは表面の傷みでとどまっていたので補修で対応できました。
補修した後で全体と同じように塗装します。
外壁は3回塗りの仕様になっています。
まずは下塗りです。シーラーという窯業サイディング専用の下塗り材を塗っていきます。
下塗りを丁寧に塗るか否かで塗料の密着性、すなわち剥がれにくさが全然変わってきます。
続いて中塗り作業です。
上塗りの無機塗料と同じものを塗ります。
塗料の性能はしっかりとした塗膜(塗料の厚さ)がないと発揮できません。
一度塗りでその厚さをつけようとするとたれてしまったりして見た目が悪くなります。
ですので同じ塗料を2回塗りする必要があるのです。
違う種類や違う色を中塗りに使ってしまうと上塗り1回分の厚さしかつけられないので注意が必要です。
外壁塗装、上塗りです。
今回は無機塗料のスーパーセランフレックス半艶仕上げです。
ここ最近は艶を抑えた仕上げが人気ですね。
続いて破風の塗装です。
まずは塗る部分をサンドペーパーなどで目あらしします。
金属など、表面がつるつるの物に塗装する際はこのように細かい傷をつけ、塗料の密着を良くする必要があります。
破風の下塗り作業です。
今回は金属の破風でしたので2液の錆止めを使用しています。
2液というのは、塗料が主剤と硬化剤という2種類をまぜて使用する塗料のことを言います。
1液が自然乾燥に対し2液は混ぜると固まってしまうのでより強固な塗膜が形成されます。
東北地方は寒暖の差があり、塗膜の強度がより、求められます。
1液性の塗料と2液性の塗料では耐久性能にかなりの差があるので、塗る回数だけでなくどんな性質の塗料を使用するかを確認する必要があります。
破風の中塗り作業です。
破風はフッ素塗装を行いました。
上塗り作業です。
きれいに仕上がっていますね。
O様邸の屋根は瓦で、塗装の必要はないのですが、出窓などはトタン屋根になっていますので、塗装しました。
最初に2液の錆止め塗装をします。
上塗りの色に合わせて、錆止めの色も赤さび色、黒色、白色など使い分けます。
屋根の中塗り作業です。
黒の錆止めの上に人気のコーヒーブラウンというカラーを塗っています。
屋根の上塗り作業です。
きれいに仕上がりました。
先月から行っておりますO様の外壁塗装工事も塗装が一旦完了し、明日以降は雨樋の交換工事を行います。
完成が楽しみです。
それではまた!!
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