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2/14 名取市高柳にお住まいのN様。
今回は約10年ぶりにお住まいの塗り替えを行います。
Nさまご自身で、柱の木が腐っているのを見つけたりして、お住まいが大丈夫なのか?
と、とても心配されていました。
塗装できれいにするのはもちろん、下地の状況などもしっかり見ていきたいと思います。
N様のお住まいの屋根はスレートです。
前回の塗装が剥がれているのを確認しました。
スレート屋根は塗料の選定や塗装の仕方で経年の劣化具合が大きく変わります。
単純に色あせなどの劣化であれば次回の塗り替えは問題ないのですが剥がれなどの劣化の場合はかなり大変になります。
しっかりとした知識、経験のある塗装業者にお願いしたいところです。
スレート屋根の縁切りでタスペーサーが端に入っており(〇の部分)、これだと縁切りがうまくいきません。
すべて△の位置に入れなおして、屋根瓦一枚に対し2個タスペーサーを入れて塗装します。
スレート屋根の塗装でこの「縁切り」作業はめちゃくちゃ大事で、縁切りがしっかりされていないと急激な色あせ、塗装の剥がれ、屋根下地の腐食など様々なトラブルが「数年から10数年後」に起こります。
塗ったときはきれいなので見落とされがちなので注意が必要です。
帯上の水切りの下地は木製で、腐食しているのがわかります。水切りに雨水が回り込んだか、雨のしずくが巻き込んでの腐食かな、との予想を立てましたが・・・
開けたらなんと白アリによる被害。
玄関柱から白アリが上にのぼっていたようです。
帯全体がかなり食べられていて、このままでは塗装を行うことができません。
直しの大工工事はN様のお知り合いの方に頼むようで、今回宍戸ペイントサービスは塗装のほうを引き続き担当させていただきます。
塗装工事はまず高圧洗浄後、屋根のタスペーサーを入れ替える作業を行いました。
もともとのタスペーサーは劣化していたのですべて新しいものを使用しました。
入れる位置も正しい位置に変更です(^^)/
屋根は合計4回塗りで仕上げます。
まずはシーラーという透明な下塗り材を2回に分けて塗ります。
2回に分けて塗ることで下地の状態が整います。
下地が整っているので上塗り塗料の仕上がりは抜群です!
外壁塗装は3回塗りで仕上げていきます。
塗装前に塗らない部分をビニールやブルーシートをつかって養生します。
つや消し仕上げを行っています。
耐久性の高い無機塗料は、以前はできて半艶(少しつやがある)まででしたが、最近、艶消し無機塗料も販売されるようになりました。
マット感の仕上がりがお好みの方に朗報ですね(^^)/
色や艶に関するご相談はご遠慮なくおっしゃってくださいね(^^)/
破風といった付帯部も3回塗りで仕上げていきます。
これで塗装工事はひと段落し、帯の工事をまってから最後の仕上げを進めていきます。
予想以上の傷みにご心配おかけしていますが引き続きよろしくお願いいたします。
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