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2/21~2/22 足場架設 高圧洗浄
一条工務店で建築された亘理町S様邸。
屋根は立派な瓦ですので今回は塗装のご提案はございません。
ただ、塗らないとはいえ建ててから15年以上経過しているので屋根にはコケや汚れが目に見えて付着していました。
こんな時は高圧洗浄がお勧めです。
業務用の機械で洗うので新築の時のようなきれいな瓦がよみがえります。
瓦によっては割れやすいものがあるので注意が必要、もしくは高圧洗浄できない場合もございますので一度お住まいの状態を確認してからのご提案になります。
黒い汚れがきれいにとれています。
外壁も高圧洗浄します。
今日は洗浄作業で終了です。
しっかり乾かしてから下地処理や養生など塗装の準備をしていきます。
2/25~3/3 シーリング 外壁塗装下塗り・中塗り・上塗り 各所塗装
高圧洗浄してから日曜日と祝日を挟み、しっかり乾燥させてからの作業開始しました。
まずはシーリング作業です。
年数が経過した外壁のシーリング部分です。
硬くなり、ヒビが入っています。
このまま塗装してもシーリングのひび割れは直りません。
新しいシーリングに交換する必要があります。
シーリングの撤去作業です。
外壁のつなぎ部分のシーリングはすべて取り除いていきます。
シーリング材が外壁にはみ出さないようにマスキングテープで養生してからプライマーを塗っていきます。
プライマーはシーリングと外壁をしっかりと密着させる効果があるので塗り残さないように丁寧に作業していきます。
シーリング材を充填しています。
シーリングが完了しました。これで雨水が入る心配はなくなりました。
続いて軒天の塗装です。
軒天は防カビ性能の高い塗料を使用して塗ります。
塗った直後は艶がありますが、乾くとつや消しの落ち着いた仕上がりになります。
もともとの色に近い色を塗っています。
今のイメージから変わらず、きれいなお住まいになります。
外壁の下塗り作業です。
窯業サイディング専用の下塗り材を使用しています。
白で仕上げるつもりで!
下塗りを行っています。
外壁の中塗り作業です。
外壁ももともとの色に近いイメージでの塗装になります。
塗り替え時期になると外壁は色あせるのでもともとの色がわからない場合があります。
そんな時は日差しのあまり当たらない北面や、軒天付近の外壁などで色を合わせると新築時の色が再現しやすいです。
外壁の上塗り作業です。
外壁の中塗りと上塗りは同じ色を使用しているのですが、塗料は乾く前と乾いた後で色が変わる性質があるので、写真のように違う色を塗っているように見えます。
ご注文された色を間違いなく塗っているのでどうぞご安心してください。
破風塗装の下塗り作業です。
中塗り作業です。破風や軒樋は塗装面積は少ないですが、刷毛とローラーで塗る細かい作業なので結構時間がかかります。
上塗り作業です。3回塗っているので光沢がでてきれいに仕上がっていますね!
建物の外壁など、大まかな部分が終わり、残すは雨戸や帯などといった部分となりました。
完成が楽しみです!
3/4~3/11 各所塗装仕上げ作業
先月より行っていた亘理町のS様邸の外壁塗装工事もいよいよ塗装の方が完了しました。
仕上げの塗装、まずは雨戸です。
雨戸の下塗り作業です。
黒色の錆止め(プライマー)を塗っています。
下塗りは2液性のエポキシ錆止めという塗料を使用しています。
2液性の塗料というのは、主剤と硬化剤をまぜて使う塗料のことをいいます。
2液性の塗料は塗料をまぜると、硬化がはじまるので使わないで取っておくことができません。
少しだけ扱うのが難しい代わりに、耐久性は1液性(そのまま塗れる塗料)に比べ高いです。
特に東北地方において屋根の塗装は2液型の塗料でないと色あせや剥がれがおきやすいと、私の職人経験から感じています。
今後塗料の開発で1液で耐久性の高いものも出るかもしれませんが、現状では断然2液性の下塗り、上塗りがお勧めです。
雨戸の中塗り作業です。
人気の焦げ茶色を塗っています。
雨戸の上塗り作業です。
艶ありのフッ素塗料を塗っています。
光沢感がありますが、塗ったばかりの状態だとシリコンや無機など、どの塗料でもさほど差はありません。
5年、10年と経過していくうちに色あせや光沢に差が出てきます。
ですので今回の塗装が大成功かどうかは5年後にわかるので楽しみにしていてください(^^)
雨戸の下塗りです。
S様邸の雨戸は戸袋(雨戸をしまうところ)と雨戸が違う形になっていて、もともとの色が違います。
既存の色味に仕上げるのがご希望でしたので色を変えて塗装していきます。
仕上げの色がクリーム系なのでこちらは白色の下塗り材を使用しています。
色が違うだけで下塗りの効果は黒と同じです。
塗料は1回塗りの塗膜は0.0何ミクロンですので下塗りの色が上塗りの色より濃いと下地が透けて見えてしまいます。
下地が透けて見えると仕上がりがムラになるので、そうならないように下塗りの色は上塗りの色によって変える必要があります。
雨戸の中塗りです。
雨戸の上塗りです。
雨戸もしっかり3回塗りで仕上げています。
S様は毎日雨戸を開け閉めしているとのことでしたので、雨戸も外壁と同じ耐久性が求められます。
付帯部と言われるこういった部分を手を抜かず施工することがお住まい全体を長持ちさせる秘訣です。
塗装をご検討の際は外壁や屋根だけでなく付帯部を丁寧に作業する業者を選ぶと大成功!になる確率が高いですよ。
S様邸はこれにて塗装は完成です。
あとは仕上げたお住まいを傷つけないように足場解体するのみです。
最後まで安全作業で頑張ります。
それではまた!!
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